Akaboshiの水槽

縁日ですくった金魚を水槽で飼い始め一年経過しました。 金魚飼育初心者のブログ

赤星 2年目の悲劇からの復活

赤星の悲劇とかタイトルにしましたけど、赤星からすると悲劇なんて言ってる場合ではない迷惑この上ない出来事で、飼い主としては反省ひとしおな状況なのですが、、そこからの復活を宣言。赤星頑張りました。

 

餌をあげてからやった事

個人的な判断基準で、背びれが立つ事は体力残ってる証と思っていて、その後妻の証言から前日の朝は普通に泳いでいたらしい情報も入り。

まだ諦めちゃいけない

そう強く思って対処にあたる事が出来た。

 

 

水温を上げる

ヒーター無しの水槽の水温は時期的に10度以下がメインな環境、これを段階的に20度まで上げたい。経験上1番元気になるのは28度くらいなんですが、夏前に到達させるのは控えようかとの考えで動く。

以前ヒーターが壊れた際に予備購入していたヒーターは温度調節可能な商品で、最低温度16度。まず初日は段階的に16度に上げてからスタート。そこから1日1度設定を上げ4日かけて20度に。水温、早く上げてしまえ!って自分との戦いです。経過の観察は慌てずじっくり。人間ベースの考えは金魚の体力を奪うこともある。辛抱した。

魚の水温変化は慎重にとの記事は多いのですが、時間かけて上昇する分についてはあまり神経質にならなくていいかもとも思う。水温上がると元気になりますしね。いわゆる1−2時間とか数時間待って更に上げるってのは大丈夫かもしれないけれどあまり良くないんじゃないかと。場合によって変化1℃〜3℃を半日以上、1日くらいの間隔を、辛抱を心掛ける。

赤星以外の金魚は16度の時点で完璧に冬季から目覚め、泳ぎに泳ぎまくっていました。そうなると餌の食いつきも良くなりましたが、赤星は餌を投入しても上から降り注ぐ餌を目の前にあるものだけ食べてじっとしていました。身体の赤味は顔の周りが強くエラの付け根も赤いしほんとに痛々しい、火傷みたい。なにより死んだ目の赤星が今にも逝きそうで怖かった。

 

フラジール投薬

水温上昇と併せてすぐに投薬。これは赤星の身体の汚れ、赤味、膜張った死んだ目からよからぬ菌が追い打ちをかけないようにと思って続ける。なにより治療中は

体力がない時に出る合併症状が怖い

過去に検索した記事の中には水温変化と共に菌が爆増する可能性を示唆する内容も何件か目にしました。実際にトランプが亡くなる時も合併症状に近いものだったと記憶している事もあり、早めの予防、抑制の意味も込めての対処です。

投薬は24時間経過で500mg(60L)を3日続けました。連続2日を超えて投薬するのは初めてでしたが、過去の投薬具合から特に不安はありませんでした。

 

餌は普通に毎日あげる

赤星は動かなくなっていましたが、食欲はある様子。もともと食いしん坊なので。

体力が落ちた金魚には絶食が基本。そんな記事も多くて、餌はやらない方がいいかなと考えましたが、飼育2年で得た絶食のタイミングは金魚の様子が健常から↘の場合に調子を整える意味で餌やりの間隔をあけて、次の餌やりで状態を確かめる→継続で↗または↘を確認する(繰り返し)。という意味合いが強いのかな?という思いに至っていた。ので、今は絶食のタイミングではないとの判断で餌やりは継続。真上から降り注ぐ餌は食べるので赤星にふりかけの様に沈下性の餌を与える。頭に餌がふりかかり、頭に餌が乗っていてもじっと動かなくて、それ皆に突かれたりして、心配していてもそこはちょっと可笑しくて。餌はいつもより少ないけれど赤星の食べ方知ってるし、ふりかけも腹八分目でストップ。いっぱい食べさせたくても辛抱、辛抱の泣き笑い。そして

 

運命の4日目

 

 

 

 

仕事から帰って水槽を見てみると
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元気に泳ぎまわる赤星の姿がそこにありました(T_T)

驚くことに死んだ目の膜も身体の赤味も綺麗にとれていました。気になるのは挟まって暴れたのかヒレが数箇所切れているくらい。正直今回はどう頑張っても無理かもしれないと思っていたし、たとえ元気になっても後遺症は残るかな、、と思っていた。奇跡。

こんなに短期間でここまで回復するなんて。いやーうわー信じられない!と、水槽を前に声が出ました(涙)

 

 

ということで、今年今後の目標はとりあえずレイアウトを素っ気無くする方向で、水質の維持に留意して、皆を大きくする。です!危なく終わりかけたブログもなんとか継続できそうでなにより、経過は不定期にですがブログにてご報告できればと思います。

赤星には悪いけどこの短期間での復活を見れたことは幸運だし、大切な知識の財産になったような気がします。なにより早めに対処が出来て本当に良かった、まだまだ皆長生きできますように。